刺さるトゲを持つ外来植物が、増殖中です。
草の上をはだしで歩く子どもやペットに害をなす、帰化植物があります。
それが メリケントキンソウ です。
毒はないが、刺さると「押しピンを踏んだような痛み」があるという、トゲ
のある実をつけるこの植物に対して、注意を喚起する新聞記事は ↓ こちら 。

この記事によると自転車のタイヤをパンクさせる場合もあるとのことで、その
トゲのするどさには、驚きを隠せません。2ミリ前後 という極小とはいえ、
そのトゲの持つ威力には、まるで忍者の使うマキビシを連想してしまいました。

で、そんな メリケントキンソウですが・・・そういえば勤め先の芝生にも
似たようなのがあったぞと、思い当たり、さっそく確認することにしました。

これなんか、どうにも メリケントキンソウ っぽい。
そこでこの植物の、枯れたふうの乾燥した花の部分を触って見たところ・・・
きましたよ、キリッとした痛み。
やっぱり これは、メリケントキンソウでした。花をこすった指には、小さ
いとはいえ 数本のトゲが、しっかりと確実に刺さっていました。
5月から6月にかけて 実が乾燥するために、被害が発生しやすくとなる
メリケントキンソウ。注意が必要です〔とくに芝生の周辺部などの密植して
いない部分などで〕。
自生しているかどうか、お住まいの自治体のホームページなどを検索され
てみられることをお薦めします。 ちなみに 宮崎のページは 参考までに
こちら です。
◎ 原産地が南アメリカのキク科の野草である、このメリケントキンソウは
1930年には すでに国内で発見された記録があるとのことです。
どうりで、見たような草だなと思ったはずですよね。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
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それでも チャドクガ被害に。
作業用のでかい 麦わら帽に、アリの登りにくいトレーニングウェア、
そして ごつい長靴。さらには、虫がシャツのなかに侵入した場合に
すぐに脱ぐことが可能なスナップ式のウェスタンシャツという、完璧
な格好。

そして、和手ぬぐい と 真新しい軍手を用意し、念には念を入れる
かたちで “長袖のウェスタンシャツの襟のうえから 和手ぬぐい
を締めるといったいでたち”。で、剪定作業にかかったつもりだったの
ですが・・・・

今回は、それでも、 
見事にノックアウト、チャドクガのヤツに、まんまと病院送りにされ
てしまいました。
剪定した植物は、モッコクとヒラドツツジでというツバキ科以外の
植物であり、理論上は チャドクガがいないはずであったのに不思議です。
はじめて チャドクガ被害にあったことで、前回の注意書きの
毒針毛は非常に細かく、長袖でも夏服などは繊維のすきまから入
り込む。直接触れなくても木の下を通ったり、風下にいるだけで
被害にあうことがある。またハチの毒などと違って幼虫自身の生
死に関わらず発症するので、幼虫の脱皮殻や、殺虫剤散布後の死
骸にも注意が必要である。被害にあったときに着ていた衣服は毒
針毛が付着しているので、取扱いに注意する。成虫も毒があり、
卵塊は成虫の体毛に覆われているので、幼虫の時期のみでなく年
間通じて注意が必要である。
という部分↑ を、改めて読み返している次第です。
どう装備しようが、やられるときはやられてしまうものなんですねえ。
◎ 長袖であっても夏服であったので、繊維のすきまから細かい毒針毛が
運悪くシャツ内に 侵入してしまったのだろう・・・ということらしいです。
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植えたはずのイネの苗が消えてしまう原因は。
田植後に、なぜかイネの生育が悪く、とくに 水が深い部分では植えた
はずの苗が株ごとなくなってしまう・・・それはジャンボタニシの仕業
です。 被害を防ぐには寒い時期の対策がいちばんなのですが・・
こういった事前の〔植え付けの半年前の〕管理が、のちのち大きな意味
をもってくるという例として、よろしかったらご参考に。
もうひとつの大害虫、イネミズゾウムシのはなし は こちら 。
↓
『ジャンボタニシの食害を減らすには』
壁一面に産み付けられた ショッキングピンクの卵!!
悲しいかなこの光景は、日本の日常の光景になりつつあります。
この卵から孵ってくるのは、ジャンボタニシ こと スクミリンゴガイ。
昭和56年頃に海外から食用として日本に持ち込まれ野生化し、関東
以西の水稲やレンコンに大きな被害を及ぼしている貝 になります。
もっとたくさんの画像は こちら 。

このスクミリンゴガイは繁殖力が極めて旺盛、汚水にも強く、用排水路
やクリークで増殖しながら移動分散し続けています。この急速な増加に
伴い、「昨年までは見なかったけれど、今年になってからの増殖ぶり
には驚いた」などと農家さんがおっしゃるのは日常温茶飯事のことと
なりました〔地区の一斉防除で数十キロとれたり〕。
そんなスクミリンゴガイの最も効果的で簡単な防除方法・・・それは田植
前の半年ほど前の時期となります。
そう、それは 厳寒期。
その時期のトラクターによる田起こしとなります。収穫の終わった水田
の土の中で休眠している彼らの貝殻をトラクターの爪で破壊、もしくは
地表にかき出して凍死させるというわけです。
防除効果をあげるためのトラクター運転時のコツですが・・・それは
● ロータリーの回転数を上げる
● 低速で 耕うんすること
のふたつです。
さて、その作業の気になる防除効果ですが、処置した水田においては
90パーセント以上の駆除率があった
とする試験結果も、多いようなんです〔すごい成果ですよ、これって〕。
半年前とはなりますが、被害が激しい地区では、ぜひお試しを。という
ことで、ジャンボタニシ防除に関する、鬼も笑い出しそうなおはなしで
した。
◎ ・・・それにしてもです。ジャンボタニシばかりがふえるということ
は、 生物相や環境においてなにかしら問題がある ということなの
ですよね、きっと。
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“ど根性アガヴェ”
たとえば、ど根性ダイコンです。たとえば、ど根性スイカです。
わずかなコンクリートやアスファルトのすき間から芽を出したケー
ス、あるいは季節はずれなのにすくすくと育ってみを結んだケース
など、その過酷とも思える環境のなかで、健気に生き抜く植物・・・
それが、 “ど根性○○” といわれて人気を集めているようです。
あなたも取り上げられたニュースをお聞きになったり、また実際に
ご覧になった経験をお持ちの方も、いらっしゃるかもしれませんね。
そして今回ご紹介するのは、わたくしが〔たぶん〕第一発見者では
ないかと考えられる “ど根性アガヴェ” のご紹介です。
220号線の風景 
アガヴェとは、前回お伝えしたような竜舌蘭/リュウゼツランのこ
となのですが、たとえば ↓の写真のように、日本では宮崎県宮崎
市から日南市や鹿児島県鹿屋市を経由し鹿児島県霧島市に至る
国道220号線の植栽に積極的に利用されてきました。

そんな国道220号の、美しい海岸線の、とある場所にあるのが、
こちらの “ど根性アガヴェ” なのです。
みたところ、軽自動車サイズの大きさの 普通の個体なのですが、
やはり問題はその成育場所にありまして・・・

地上数十メーター上の、護岸の途中に自生しているのです。
走ってくる自動車をいれた全体写真が ↓ こちらとなります。
ここ↓

加えて気象もあります。
そう 南九州といえば、台風の風です。しかもさえぎるものなど何もない
海岸の崖の途中にあるわけですから、台風の強風に 数十時間晒さ
れる事などはザラ、ときには 瞬間風速50メートル超を経験したことも、
二度や三度どころではないと 考えられるのです。
よくぞこのような過酷な場所で、このサイズにまで生長したものだと
感心せずにはおられませんでした。
この“ど根性アガヴェ”には、小泉元首相の〔横綱貴乃花の優勝に対
して発した〕「感動したっ! 」という名文句を送りたい気分になりましたっ。
◎ 植物の強さって、じつに驚異的なものですよね。・・・そして、これが
もし害をなす外来植物であったとすれば、それはまた脅威的なもの
にもなり得る ということなのでしょう・・。
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田植後のイネの生育が悪いときには。
5月の連休に田植をされた方も多いと思いますが・・・そんな田植後
のイネの生育が悪く、 イネの葉を見ると細かい食痕による縦筋がはい
っているとしたら・・・それはイネミズゾウムシの影響です。
そんなはなしを よろしかったら 。。
↓
田植後の田んぼで、いまやイネを食害する虫の代表にまで登りつめた感
があるのが、 米国からの侵入害虫である イネミズゾウムシ です。
平年における越冬した成虫の移動分散時期は、関東東海地方で5月下旬
〜6月上旬くらい・・・しかし全国的に冷涼な気温が続いている今年は
10日ほど移動時期が遅れている気配ですね。
したがって、『今年は、田植え後の被害が少ない』かと思われている方
であっても、被害が目立ち始めるのはこれからだと思われますので注意
が必要です。
そんななかでも、被害が集中しがちな田んぼは、つぎのとうり。
■ 成虫の越冬場所となりやすい屋敷林や雑木林に隣接した田
■ 越冬場所付近にチガヤやササなどのイネ科の植物が多い田
■ アゼ草を刈っていない田
■ 田植え時期が 回りの多くの田と違う 田んぼ
などです〔普段からの田の回りの管理/除草が、虫の防除にとって大切
であることがよくわかりますね〕。
温度が高い年では飛翔活動が活発化するために広範囲に移動分散します
が、低温の今年は飛翔活動が低下していることから、とくに上記の条件
下にある田んぼへの〔イネミズゾウムシの〕集中移動が予想されます。
心当りの田んぼを所有されている方は早めの対策を実施されてください。
低温のために活動が鈍いという意味では、ここのところの有効な防除方
法として普及しつつあるアゼぎわへのプラスチックの波板設置 も、効果
が期待できまそうですよ〔えっちらおっちらやってきたイネミズゾウム
シが、プラ板を乗り越えられないで苦労している図って、ある意味牧歌
的で愉快ではあります/笑〕。
そして実際に田んぼに被害が出はじめたときですが、イネミズゾウムシ
の侵入の仕方は〔寒い年はとくに〕アゼぎわからというのが定番です
ので、薬剤を投入する場合は 「田の中央部には少なく、田のアゼぎわ
に量をいれる」という、いわゆる『額縁施薬』の要領でお願いいたしま
す。
田植後に叩いておかないと、いまイネに産み付けられた卵が孵り、孵化
した幼虫が成虫以上の被害をもたらします。初期対策が大切ですね。。
◎ 農作業。 先手先手が、ベターですね。。
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